最先端医療

がんになっても諦めない! 放射線治療など最先端がん医療について

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ご自分やご家族ががんと診断されたら、まずショックを受けるでしょう。
がんは死に直面する病気というイメージもあり、病状をすぐには受け入れ難いかもしれません。

しかし、医学の進歩は目覚ましく、がんは治療できる時代になってきています。
そのためにも、ご自分やご家族のがんについて、がんの治療法についてしっかり知っておくことが大切です。

がんと診断されても諦めないための、新しいがんの治療方法についてご説明します。

がん 諦めない 最先端医療

がんの治療法

がんと診断されたら、まず詳しい検査を受けて、その後治療方法を選択していきます。
がん治療として「手術」「放射線治療」「抗がん剤」は、がんの三大治療法と呼ばれており、近年は新たながん治療法として「免疫細胞療法」や「温熱療法」が注目されています。

副作用の少ない放射線療法

日本は高齢者の数が増え続け、いまや「超高齢化社会」と呼ばれています。
それに伴い、高齢者のがんも増え続けています。

体力のない高齢者は、がん治療として手術療法を選択できないことが多いです。
また、副作用の強い抗がん剤治療も使えない・・・

そうなると、体に負担なく副作用も少ない放射線療法が選択されることも増えてきました。
高齢者だけでなく、体力に自信のない患者さんや、合併症を患っている患者さんでも、放射線療法ならがん治療が可能なのです。

最新 放射線治療 副作用

手術も抗がん剤治療も行えないがん患者さんでも受けられる放射線治療は、欧米ではすでにがん治療の第1選択肢に選ばれるほど浸透しています。

日本ではまだまだ「手術ファースト」の概念があるため、放射線治療は手術の後のサポート的治療として行うというイメージがあります。
しかし、実は放射線治療は早期がんの根治から末期がんの緩和ケアまで、幅広く適用することができるのです。

放射線治療と相性の良い「免疫細胞療法」と「温熱療法」

放射線治療は、患者さんに優しいがん治療法ですが、近年注目されている「免疫細胞療法」と「温熱療法」も、体に優しいがん治療法です。

免疫細胞療法

私たちの体には、もともと免疫が備わっており、外部から侵入するウイルスや異物などと戦ってくれています。
また、体内に日々生まれてくるがん細胞とも免疫は戦ってくれているのです。

私たちは、健康な人でも毎日5,000個ものがん細胞が発生していますが、免疫細胞がしっかり戦ってくれているから全員ががんになるわけではありません。

体の免疫力が高い人は、がんと戦う力も強いということ、その体に備わっている「免疫システム」を利用した治療法が「免疫細胞療法」です。
免疫細胞療法は、がんの発症部位を選ばず、全身に適用できます。

最新 がん治療 免疫細胞療法

免疫細胞療法は、私たちの体に備わっている免疫細胞を、一旦体外に取り出し、培養・活性化させパワーアップさせたものを注射や点滴などで体内に戻してがん細胞と戦ってもらうという治療法です。
免疫細胞療法が有効であれば、がん細胞と戦う効果は体内で長期的に続いていきます。

免疫細胞療法は、そもそも自分自身の免疫細胞をパワフルにする治療方法なので、副作用も少ないというメリットがあります。
また、手術や放射線治療で取りきれなかったがんや、画像診断では写らないほどの小さながん細胞、血液中に漂うがん細胞にも効果を発揮します。

免疫細胞療法は、放射線治療とも相性が良いため、並行して実施されると相乗効果を発揮して、より双方の効果が期待されます。

温熱療法

がんの温熱療法は、がん細胞を温めて死滅させる治療法です。

温熱療法の歴史は古く、古代ギリシャのヒポクラテス(紀元前460〜370年)の時代にはすでに温熱療法があったとされており、加温により腫瘍の治療をしたという記述が残されています。
少なくとも、紀元前5世紀頃には人類は温熱療法を利用していたことがわかります。

がん細胞は、正常の細胞に比べて熱に弱いという性質を持っており、42.5度になるとがん細胞は死滅します。
医療界では、長くがん細胞だけを加温する方法について研究されてきました。
試行錯誤の結果に誕生したのが、新しい温熱療法の「オンコサーミア」です。

オンコサーミアは、患部の近くに電極を当てて治療するので、基本的に患者さんは寝ているだけでOKです。
低出力(最大150W)の特定ラジオ波を使用しながら、がん細胞のみを標的に照射して加温していく治療法です。
患者さん自身の本来持つ免疫機能を活性化させながら、がん細胞を自死(アポトーシス)に導いていきます。

最新 がん治療 温熱療法

オンコサーミアも、放射線療法や免疫細胞療法と並行して実施することで、それらの治療効果を高めるサポートにつながります。
オンコサーミアは痛みもない、火傷もない、副作用もないという安全ながん治療法なのです。

がんと診断されても諦めない! がん治療の選択肢は増え続けている

現代医学において、がんは不治の病ではなくなりました。
「がんになったら、長く入院して、手術して・・・社会復帰もできにくいのではないか?」という不安がよぎるかもしれません。
しかし、放射線治療であれば通院で治療可能ですし、免疫細胞療法や温熱療法と組み合わせることで、より治療スピードも加速させることが可能です。

最新 がん治療 治せる

2018年10月、京都大学特別教授の本庶佑氏が免疫療法の研究に力添えをしたことでノーベル医学・生理学賞に輝いたことも、がん治療の新たな選択肢を世に広めてくれました。
医学の進歩とともに、がんは「治せる病気」となり、これからのがん治療の選択肢はもっと増えていくでしょう。

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